センスの合わない住宅メーカーで家を建てねばならないときに取った一手間で満足のいく家ができました

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今住んでいる家は、住宅展示場などにもモデルルームのある最大手の住宅メーカーの一つで建てました。購入した土地が建築条件付きの土地だったためです。私は気密断熱の性能が高く、木の質感を感じられるナチュラルなテーストの家が好きなので、正直なところ、その住宅メーカーのセンスは合わないと思ったのですが、土地の条件が良かったため、苦渋の選択してしまいました。

以前建てた家は、輸入住宅に近いもので、窓も内側が木製で外側が樹脂の高気密二重窓でしたが、こちらのメーカーにはそのような部材の選択肢はなく、壁紙も、オプションで相当な金額を覚悟しなければ、ビニールクロスでないものにはできないし、床は無垢の木のフローリングにできますが、階段を同じ部材で揃えようとすると何十万円も追加料金がかかるなど、もともと坪単価の高い住宅である上に、こちらの希望を通したければ、さらに膨大な追加料金がかかることになりそうでした。

それでも、他の大手住宅メーカーよりも自由な設計をウリにしているということでしたので、詳細を詰めていきました。予算的な制約もありましたが、こだわったポイントはやはり気密断熱で、断熱材や気密構造はそのメーカーの中では高い基準(東北地方など向けの仕様)に変えていただきました。これは壁や床下全体に及ぶものでしたが、その割には60坪を超える二世帯住宅にもかかわらず、30万円台の追加でいけました。窓なども、そのメーカーの部材の中では一番気密性が高いタイプのものを選びました。これも20万円前後の追加料金になっているはずです。

家へのこだわり

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もう一つのこだわりは、シックハウス対策で、壁紙と接着剤をそれほど高くないが信用できるドイツ製のものに変更していただきました。それから、シロアリ対策もピレスロイド系という農薬成分を使うのが標準的なようですが、今回の家は鉄骨なので構造材へのシロアリの浸食はないため、メーカーの対策を断り、自分で業者を探してきて、より安全なシロアリ対策を講じました。

もう一つ手間をかけたのが階段です。設計をいじっていくうちに、既存の階段が入らない箇所がでてきたこともあり、階段は既存の部材を使うのではなく、大工さんに作っていただくことで、それほど安くはなりませんでしたが、そのメーカーらしくない(?)ナチュラルなスケルトン階段を導入できました。スチールの手すりも手作りしてもらいました。

こうしていろいろと出費が重なったので、節約のためにDIYもしました。まず、床材とスケルトン階段は、節約するために、自らオイルを塗りました。さらに、壁紙の上にドイツ製の塗料を塗ったのですが、色を自ら調合する個室については、依頼すると白一色の部屋よりも高く付くということでしたので、寝室と子ども部屋二部屋の塗料の色の調合と塗装を自分でやりました。

結果として、気密断熱の試験では、そのメーカーとしてかなり良い数値が出ました。また、外観はそのメーカーらしいたたずまいではありますが、一歩家に入ればそのメーカーの家には見えない内装になったのではないかと思います。

総額も、当初の見積金額とはさほど変わらないレベルで済みました。

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